2008年12月5日金曜日

看板立ててみました・・

「小隊長!シラカバで面白いもの作ったんで、ちょっと・・」
外ごと隊のSさん、Kさんと一緒に『ニポポのテラス』(ちょっとした広場です)へ。
二人は、黙々と穴を掘り始めました。

「それじゃあ、建ててみますよ!」
二人は、館内で伐採したシラカバを使って『ニポ森』の看板を作ってくれていたのでした。
「よいしょっと!」
「これで道路からも見えますよ!」
自信作のようで。
シンプルに見えますが、凄く細かい細工で出来上がっています。
シラカバの木肌を生かしてるのがいい感じです。
急いで出かけたのでいつものデジカメを忘れてきてしまい、携帯のカメラで撮影しました。
今度撮りなおして掲載しなおします。

2008年11月30日日曜日

久しぶりに『ニポ森』へ・・

「小隊長、今日、に入るけど一緒に行くかい?」
外ごと隊のSさんとKさんが声をかけてくれました。
10月のワークショップ後、体調を崩してから久しぶりのニポ森です。
ウォーミングアップを兼ねて連れて行ってもらうことにしました。
が、しかし・・肩にチェーンソーまで担いでいるというのにまあ、この二人は飛ぶような速さで森を行きます。
ま、まってくれ~(-_-;)
二人が、今日にやってきた目的は・・・
倒木、しかもエンジュの倒木探しでした。
来年のワークショップが始まる前に、看板や標識を作る材料にしようという目論見。
「そりゃあ、ニポポったらエンジュ使わなきゃね」ということらしく・・・
森の中の仮ルート作りをした時に、既にKさんが目をつけていた倒木が数本あったようで・・・
早速、チェーンソーで断面を見てみることに。

割れや腐食も無く美しく目の詰まったエンジュの断面が現れました。
「これは使えるね!」とのこと。

そしてもう一本、ここでは二本のエンジュをゲット。
運び易い長さにカットして・・・・・
あと、どうするんですか?
「引きずって帰りまーす」
Sさん、タフすぎます・・・・
「あの人は、道産馬(ドサンコ)並みだわー」とKさん。
工房で暫らく乾燥させてから看板作りをはじめるそうです。

秋に作った仮道、雪がうっすらと積もって遠くまで見渡せます。
静かです。ずーっと遠くのほうからエゾシカの鳴き声が聞こえてきました。
『ニポポの森』もすっかり冬模様です。

2008年11月16日日曜日

謎なあいつ・・

『小隊長、収蔵資料整理してたら面白いものが出てきたんですけど・・・』
K学芸員からお声がかかりました。何でしょ?
あらっ、これは?・・・
『形が形なんでニポ森でお役に立つんじゃないかと・・・』
う~む、確かに似てますが・・・・
収蔵経緯が不明な資料だそうです。
よーく見てみると・・・・・
トーテムポール型ニポポが存在したことは知っています。
見たこともあります。
でも、これは、微妙に違うような気が・・・
面取りの方法や、顔の作り、少しずつ違うんです・・・

表情は『本物』より柔らかめで僕はこっちのほうが好きかも・・

だ、誰なんだ!?お前の正体は?

情報を求めてます。 お心当たりのある方 info@kangoku.jp までよろしくお願いします。

2008年11月9日日曜日

暴風で・・・

強い風が吹き荒れました。
あっという間に、葉っぱが吹き飛んでしまいました。
『ニポ森』もすかすかになり、稜線が姿を現しました。
何だ、意外と低いのね・・・

2008年11月7日金曜日

FMノースウェーブで・・

北海道ローカルFMのノースウェーブさんの番組内で『ニポポの森』を紹介させていただく機会をいただきました。
11月8日人気番組の『ステーションドライブサタデー』内の『MUSIC ON THE EARTH RADIO』というコーナー、
午後5時ごろから10分間ほど電話出演で『ニポ森』の紹介をさせていただきます。
TVでもおなじみのヒロ福地さんとお話しをすることになっています。
残念なことに網走は放送エリア外なのですが・・・・
頑張ります!ので機会があれば是非聞いてください。

倒木を片付ける・・

久しぶりに『ニポポの森』に来ています。
外ごと隊による森の中の整備作業は続いていたのですが・・・・わたし腰痛めちゃって(-_-;)
落葉が進みずいぶん森の中が明るく感じます。

今日、見に来たのは(手伝えるまで回復していないので)倒木の除去作業。
下を人が通るとなると放っておけない木がずいぶんあります。
今日は大きく二つに裂けたミズナラを片付けることに。

チェーンソーで運べそうな大きさに切り、ロープをかけて引っ張り出す。
とんでもなく大変な作業です。

切断面を見てみると以外や腐食しているわけでもなく・・・
『小隊長、これ使ってニポポの森用にガーデンテーブル作ろうか?』
W棟梁が言ってくれました。暫らく乾燥させてから来年作業をするそうです。
お楽しみに。


2008年11月6日木曜日

こんなところでも・・・

ニポポの森が、こんなところで紹介されています。

http://www.okhotsk.org/index.html

10/25,26に開催したワークショップに観光連盟の専務理事さんが参加してくれました。
その時の写真をトップページで使ってくれていただいたようで・・・・

感謝!です。

2008年11月4日火曜日

君たちは一体何を?

11/3、10月のワークショップに参加してくれた地元・東農大オホーツクキャンパスの学生さんが来館。
「ニポポの森に入りたいんですが・・・」
ああ、どうぞ、危ないところには行かないでねと返事。
それから暫らくして・・・
職員から、『全員無事帰還しましたとお伝えください』と伝言が伝えられました。
えっ!?入林から4時間は経ってます。
一体、君たちは何を森の中で・・

あっ、待てよ、今日森に来たのは、『G』サークルのJ君たち・・・
確か、この間のワークショップのときにも『ポケット版キノコ図鑑』をチラ見しながら・・・

まさか、今日の目的も!?

2008年10月30日木曜日

ワークショップが紹介されました。

地元のフリーペーパーに10月26日のワークショップの様子が紹介されました。
記事はこちらから。
http://denshobato.com/cgi-bin/news/2008/0810/081029/08102904.html

(玲)記者は、この日の午前中、調査に同行して記事を書いてくれました。
『熱血』な記者さんです。ありがとう。

2008年10月29日水曜日

『ニポポの森づくり』が紹介されました。

オホーツク圏観光連盟のホームページに『ニポポの森』が紹介されています。



写真は26日のワークショップで笹払いをしたときの様子です。
右端に写っている黄色いジャケットのダンディなおじさまが観光連盟のI専務理事。
二日間ともワークショップに参加していただけました。
若い学生たちの先頭に立って作業をしていただいた様子、かっこよかったですよ。

2008年10月28日火曜日

これぞ、ワークショップ!

10月26日、ワークショップの二日目です。
午前中は、前日に続き『ニポポの森』の中を探索、マップ作りを進めました。
そして、午後からは・・・

平坦部(正確にいえば”他のところに比べて”)の形状把握をするための草刈、
森を管理していくための枝打ちを行いました。

刈り取った笹を運ぶのも人海戦術。お疲れさまでーす。

1時間ちょっとの作業でこれだけ大きい笹の山が出来上がりました。

この日、参加してくれた博物館友の会のMさん、76歳とは思えない軽やかな枝打ちを。
しかも道具持参で駆けつけてくれました。(腰のベルトに七つ道具が・・・・)
「いやいや小隊長さん、ワークショップのワークって言うのは中々厳しいもんだねえ・・」と感想を。

草が枯れて見えるのが今回、笹払いをした場所、
概算ですが1,300㎡ほどをきれいにしました。

作業の合間、外ごと隊のKさんが森の中で集めてきたコクワやヤマブドウを試食してる様子。
初めて食べたという人のほうが多かったです。
Kさん、「これぞ山のプロ」って感じで学生さんからの人気高かったですね。

検討会では様々な意見が寄せられました。
この様子は、また後日お伝えします。

2008年10月26日日曜日

ぼくたちは探検したのだ!

10がつ25にち、ぼくたちは、かんごくはくぶつかんのそばのにぽぽのもりをたんけんしたのだ。
しゃしんには、いっぱいおとながうつってるけど、ぼくたちがしゅじんこうだ。
かってについてきたからきょかしてやったのだ。

まず、しゅっぱつまえにたんけんたいになまえをつけた。
くさばっかりはえてるやまみたいなところなので、おねえさんにえいごでやまとくさをなんていうかおしえてもらった。
たいのなまえは『マウンテングラス』たいなのだ。かっこいい!

ついてきたおねえさんが、むしめがねをかしてくれた。
これで、森のひみつをいっぱいみつけることにしたのだ。


しゅっぱつして、すぐなぞをみつけた。
もりのなかのきにダイヤがたのもようをはっけんしたのだ。


ちいさいきのえだがからみあったふしぎなばしょ。
きっと、きつねのおうちにちがいない!
ぼくたちは、なかにもぐってみたのだ。けっこうひろかったよ!

たおれたきにのってみたら、ぼよんぼよんとはずんだよ。
ぼくは「とらんぽりんのき」というなまえをつけたよ。


にほんのきがうえのほうでささえあってるみたいだった。
もりのなかのきはふしぎなことがおおいや。


なぞのあかいみをみつけた。
ついてきたおじさんが、へびのまむしにもようがにているので「まむしぐさ」っていうんだっていった。
うそくさいなまえだけどほんとかな?(本当です・・小隊長)
これは、たからものぶくろにいれてもってかえろう。
ぼくたちのたんけんのけっかをみんなにおしえるのに、ちずをかいたんだ。


あつまった、お兄さんやおねえさんやおじさんやおばさんたちにたんけんのけっかをほうこくしたよ。
とちゅうでみつけたたからものをみんなにみせたんだ。
ぼくがいちばんみんなにみせたかったのは、きについていたうんこのかたちのきのこだよ。
みんなにおおうけだった。
また、もりであそんでみたいとおもったよ。
おしまい。

2008年10月21日火曜日

探検の下準備?

『ニポポの森』にいます。
10/25、26のワークショップの準備です。
足元を少し歩きやすくしようと、外ごと隊のメンバー3人で下草刈りをしています。

9月のワークショップ開催時は、ちょうどスズメバチの巣作り時期とぶつかり迂回しまくりだったんですが・・

もう、巣の中は空っぽになっていました。
前回、刺されたKさん、憎き巣を戦利品に持ち帰るそうです。

2008年10月14日火曜日

ニポ森探検隊員募集!

10月25日、26日の二日間に亘り、『ニポポの森づくり』第2回ワークショップを開催します。
1日目の25日は、『ニポポの森・探検隊!』と題し小学生、中学生にニポポの森の調査をしてもらい、
森のフィールドマップを作ります。ニポ森の南側、傾斜の緩やかなコースなどを使う予定です。
2日目の26日は、大人編ですね。森全体の把握、実測のための草刈などの作業後に、意見交換を実施しようと思っています。
2日目は朝9:00から15:30までの長丁場、昼食を準備する予定です。


写真は、先日の『監獄のおじさん探検隊』のニポ森探索の様子。
ドングリ拾いも楽しめますよ。

募集要項は下記の通りです。

まず、こども編。

  『ニポポの森』探検隊(ニポポの森づくり・第2回ワークショップ)
  日時  平成20年10月25日(土曜日)午後1時から3時30分まで
  対象  小学生から中学生まで  (小学生は保護者同伴)
  場所  集合場所 博物館網走監獄 網走市呼人1番地の1
  参加費用  無料です。
  いくつかの調査班を作り、ニポポの森を調査。地図作りをします。
 この日は、午前10時からこども対象の『落ち葉のプールで遊んでみよう』というイベントも館内で実施中です。
 あわせて参加すると一日監獄が楽しめてしまいます。
 詳細は、こちらから。http://www.kangoku.jp/blogs/2008/10/blog-post_14.html


そして大人編。

  『ニポポの森づくり・第2回ワークショップ』1日目は、上記のこども編ですが、出来ましたら両日参加してください。
  2日目 日時  平成20年10月26日(日曜日)午前9時から午後3時30分まで
  場所  博物館網走監獄 集合 網走市呼人1番地の1
  参加費用  無料です。
  
 参加に当たっては、(1日目、2日目ともに)服装 長袖、長ズボン、帽子、作業手袋、野外作業に適した靴または長靴。
 天気が悪い日は雨具を準備してください。
 持ち物 筆記用具、カメラ、防虫スプレーなど。

お申し込み、お問合せは 博物館 網走監獄 自然ふれあいプログラム 事務局(博物館管理係)まで。
電話 0152-45-2411 もしくはE-mail info@kangoku.jpまで。 

2008年10月10日金曜日

上から見ると・・・

写真の真ん中、でーんと横たわる牛の背中みたいに見えるのが『ニポ森』です。
天都山の中腹ぐらいから撮ってみました。

2008年10月4日土曜日

ニポ森調査

10/3、少しむさくるしい集団をニポ森で発見!
外ごと隊メンバー+1でニポ森の下見会があったわけで・・・

皆さんの興味は、なぜか食べるものに集中。
「おおっ!コクワの蔦が10m×5mはあるぞ!」
「小隊長!これに実がついたら、一体どれだけコクワが食えるんだ!?」
知りません・・・

「おおっ、ヤマブドウだ!食って見れ、食って見れ!」
「うわあ、結構甘いべや!」

「あっ!キノコだ」
「ベニテングタケだ、食えないぞっ」

山を越えて湖畔に到着。
「おおっ、アキアジが来てるぞ」
つっついちゃだめですよ!

再び山に入り・・・スズメバチの巣を発見。
ブンブンッ飛び回ってました。
後ずさりしてコース変更、遠回りです。

暫らく進むと、一斉にしゃがみこんで・・・・

ドングリ拾いです。
10/25の「落ち葉のプールで遊ぼう」に来てくれたこども達へのプレゼント用です。
約1時間の行程でコース内の標高が一番高い地点に到達。
海抜92mですが・・・記念撮影。

あとは、水源地まで降りて折り返し。

「いい森じゃないの、小隊長」
「食い物があるのが良いよねぇ・・」
「こんなに博物館の近くに気持ちのいい場所があるって言うのは大事にしないとねぇ」
などと、ご意見をいただきました。
今後はいろいろと皆さんにもお手伝いしていただきますよ・・・