2009年5月28日木曜日

試験植樹苗木を調達・・

5/31のwsで行う自然再生活動として実施する試験植樹用の苗木を調達に。
先ず訪れたのは網走市郊外の卯原内(能取湖のサンゴ草で有名な地域)の協力者Mさんのお庭と言うか畑。
ヤチダモハルニレを分けていただきました。

今年は春から暖かく例年なら芽吹いていないはずのヤチダモもしっかり葉が出ています。
植樹には少し遅いかなという時期、きちんと根巻きをして細い根をいたわった状態で持ち帰りました。

そのあと、同じく能取湖畔の北見平和でカツラの苗木。
これも、完全に葉が出ているので少し心配ではあります。
明日、コクワの苗を調達に行く予定です。
写真でわかりますかね。網走、五日ぶりに青い空を見ました。
残念ながら、今のところワークショップ二日目の31日は曇り一時雨の天気予報。
植樹が終わるまで雨が降らないと言いのですが・・・

2009年5月27日水曜日

ニポ森ルートチェック・・

いよいよ5/30ニポ森ワークショップ(参加者募集中です)の開催が迫り、今日はルートの安全確認に。
昨年、森の中に何本かの探索ルート(動物の踏み分け道を少し広げた程度)を作ったのですが、倒木や笹が伸びたりして歩きにくいところが無いかどうかチェック。
外ごと隊の面々は、倒木除去用に鋸や枝払い用の鉈、笹を刈り倒すための刈払い機持参。
そして私は・・・カメラだけ。えっいいんですか?
「小隊長は迷子にならない程度に歩いてみてください。あなたが歩ければ、殆どの人は大丈夫ですから・・」
あぁ、私はそういう役目なんですね。わかりました。それでは・・・・ チェッ、オレモナンカシタカッタノニ (-_-;)

と言うことで、森の中です。
『雨の日の森』、フォレストインザレイニィデイ、かっこいいですね。カタカナですが、こう書くとジャジーな匂いがします。
静かで不思議な感覚。健康になりそうな物質がどばどば出ているんじゃないかそんな感じすらします。(非科学的表現ですね、すみません。)

どんどん歩いて行くと、通称と言うか仮称『遺跡の森』と私たちが読んでいるあたりに到着。
足元には巨大な竪穴式住居跡ではないかと思われるくぼみが数箇所。
そして、昭和の初めごろまで東屋として使っていたと言い伝えられている柱が並んだ場所。
今では周りの樹が大きく茂っているので、よく見えませんが確かに網走湖畔にも近く木々の間から湖が覗けます。

この辺で向きを変えてっと。

調子に乗ってずんずん歩いているうちに天候悪化。\(◎o◎)/!
次第に薄暗くなり、今どのあたりを歩いているのかも定かではなく・・・
だ、だれか助けて~ッと叫びそうになったそのとき!

エンジン付き刈払い機の轟音とともに外ごと隊の『山ノ神』Kさん登場。
け、Kさん、すいません、ここどこですか・・・
「やっぱり迷ったんですね。とりあえず、稜線沿いに博物館に戻ってください。これ以上ダメだと思ったら右に曲がる道に入って、下がっていけば全部博物館に戻れるようにルートとってますから・・・」
いつもいつもご迷惑おかけしてスイマセン・・
それじゃあ、帰ります・・
しかし、私の彷徨は、更にこの後、小一時間続きました。
結果的には敷地内三つの頂を制覇して帰路についたと言うか何とか博物館に・・・ ふぅ・・

そんな私の目に飛び込んできたのが、この景色。
木々の隙間から差し込んだわずかな太陽の光がクルマバソウを輝かせてくれました。思わずパチリ!

そんな私の今日のフィールドマップです。
私は、ふらふらしていただけですが外ごと隊の活躍でルートの安全もバッチリ確保!
5/30、5/31お待ちしています。

2009年5月17日日曜日

ワークショップの準備

5/30、31日開催のワークショップの準備作業を行いました。
参加していただいたのは東農大オホーツクキャンパス鈴木教授、本校の木村先生。
今回はニポ森の自然再生活動として試験的な移植作業を企画しているため先ずは苗の状況を見に。
網走郊外を東に西に走り回りました。
写真↓は、東網走(オホーツクキャンパスのすぐそばでした・・・)にコクワの苗を探しに。
畑で増やしているコクワの苗を分けてもらうことになりました。

その後、網走湖をぐるっと廻って卯原内、北見平和へ。
カツラ、ヤチダモ、ハルニレの苗を見てきました。
この中から何本か試験的に植樹を行うことにしましたが、今年は暖かく木々は既に芽吹いています。
植樹には、適さない状況になりつつあるのです。

午後からはニポ森現地で植樹候補地探し。
鈴木先生の研究室の学生さんたちにも加わってもらいました。


スコップで小さな穴を掘って土質の確認。
もちろん、穴は埋め戻しましたよ。

ワークショップ開催は5/30、5/31。参加者募集中です。