2009年6月30日火曜日

犀月川再現計画?

ニポ森の網走川と接している部分、JR石北線の小さな鉄橋。
長さにして 3mはないだろうとは思います。
橋梁の基礎部分はレンガ積み。刑務所とも関係ありそうです。
小さいプレートが付いているのですが・・・・
『犀月川橋りょう』、小さい橋ですが、ちゃんと名前が付いてました。


すると橋の下の流れが『犀月川』と言う川?
いえ、この橋、市役所が設置した雨水排水用の管の出口に架かっている橋なのですが・・・

そこで古くから、このあたりに住まわれている『大曲湖の口町内会』の会長さんに聞いてみることにしました。

会長さん、犀月川という川がこの辺りにあったのですか?
「いやぁ、このあたりは湧き水が出やすいところなので、何ヶ所か滲みだした水が小さい流れを作ってたのは覚えてるけど名前までつけてはいなかったねぇ。」
その流れがどのあたりにあったかわかりますか?
「今の雨水排水管のあたりだったね。でも長さにして網走川から200mくらいのもんだったと思うよ・・」
と、いうことでした。

週末開催のワークショップでは、ニポ森の中に「せせらぎ、ビオトープ」が作れるか考えてみる企画です。
ということは『犀月川』を再現ということになるのでしょうか。

2009年6月29日月曜日

第5回ワークショップのご案内

いよいよ今週末、7月4日(土曜日)、7月5日(日曜日)の二日間、第5回ニポ森ワークショップ開催です。
先の案内と内容が少し変わりましたので、改めて募集要項を掲載します。

現在参加者募集中ですので、0152-45-2411(代) 博物館網走監獄 管理係まで連絡ください。
メールでの申し込みも受け付けています。ご住所、連絡先、お名前、参加日を明記してください。

2009年6月4日木曜日

地元紙に掲載されました。

先日の第4回ワークショップの様子が地元紙・網走タイムズに掲載になりました。

2009年6月2日火曜日

ワークショップ 二日目 5/31

5/31、二日目です。この日朝から少しばかり天気は崩れ気味でした。
元々は「鈴木先生の座学」→「屋外で植栽箇所の検討」→「昼食」→「屋外で試験植樹」→「まとめ」という流れだったのを、午前、午後で二回濡れるのも・・ということで、午前中は座学のみにして昼食を早めにして、午後は一気に屋外で短めに切り上げることに急遽予定変更。

ということで、東農大オホーツクキャンパスの鈴木悌司教授から『ニポポの森の植物達』と題したお話を。
前日の調査時の写真も。鈴木先生、ぎりぎりまで資料作りありがとうございました。
お話の中には『ニポポの森の妖精たち』も登場。
えっ、それは?っと思った方、次回のワークショップに参加してみては?
そして昼食後、ニポ森現地へ。本降りになってました。

今回の試験植樹は、あくまで森の自然再生活動の実験レベル。
カツラ、ヤチダモ、ハルニレ、コクワ、ヤマブドウを森の中のどこに植えるのが適しているか考えながら植えてみました。
ですからよくある記念植樹のように穴が並んでいてそこに苗を入れて植えた人の名前を書いた札を立てて・・とは相当違います。
笹薮に入り、笹を倒しながら穴を掘り、苗を植える。
横に植栽位置をわかりやすくするため(あとで刈り倒したりしないようにする目印)木杭を打ち込みましたが、書いてあるのは樹種名だけ。
ハードです。
植え方、スコップでの効率よい穴の掘り方など指導は外ごと隊。
日ごろの作業経験が役に立ってます。

こちらはヤマブドウのつたを絡み付けているところ。

最後のころになるとカメラ拭ききれなくて・・・

なんとか午後2時までに作業終了。
お疲れ様でした。
皆さん、風邪なんかひいてませんか?大丈夫ですか?
でも若者達。屋外作業で天気悪いかなと思ったら雨具とゴム長は準備してきてね。
外ごとのおじさんたち、怒ってたよ・・・






2009年6月1日月曜日

ワークショップ終了、一日目の様子。

5/30,31『ニポポの森づくり・第4回ワークショップ』が無事に終了。
と言うことで、先ずは一日目の様子を紹介。

この日の参加者34名。三班に分かれてニポ森春のフィールドマップ作り。
同時に森林調査の勉強をしました。
30日、写真で見ての通り。とってもいい天気でした。 ・・ココ、伏線デスゼ (-_-;)
私は、森林の権威 オホーツクキャンパス鈴木教授班に同行させていただきました。
先生から森林の調査方法を教えていただき、調査内容から先生が森の様子を読み解くのを聞き感動!
先生、そうです。この森は本当に50年ほど前に山火事があったと聞いていたんですよ。
(そう、そのころ博物館は出来てませんから、観光客の仕業でも山菜取りの人のせいでもないのだよ、H君・・)
上を見上げているのは、樹木の枝の張り出しを調査、記録している様子。

凡そ2時間の調査を終えて(仮称)『ニポポの庭』に集合。
それぞれの班で作ったフィールドマップを披露。

鈴木班のグループネームは『チーム・○ロン○ス』だったらしい・・
途中で見かけたキタコブシの樹がサロメチール臭がすることから名づけたそうです。

最後にフィールドマップを撮影。
新兵器『無反射ガラス+イーゼル』で、そのままの状態でデジカメで撮影、即データ化!
すぐれものですな・・
時に5/30、土曜日午後4時30分、この時もまぶしいくらいの陽射しだったのに・・・(続く)