昨年、森の中に何本かの探索ルート(動物の踏み分け道を少し広げた程度)を作ったのですが、倒木や笹が伸びたりして歩きにくいところが無いかどうかチェック。
外ごと隊の面々は、倒木除去用に鋸や枝払い用の鉈、笹を刈り倒すための刈払い機持参。
そして私は・・・カメラだけ。えっいいんですか?
「小隊長は迷子にならない程度に歩いてみてください。あなたが歩ければ、殆どの人は大丈夫ですから・・」
あぁ、私はそういう役目なんですね。わかりました。それでは・・・・ チェッ、オレモナンカシタカッタノニ (-_-;)
と言うことで、森の中です。
『雨の日の森』、フォレストインザレイニィデイ、かっこいいですね。カタカナですが、こう書くとジャジーな匂いがします。
静かで不思議な感覚。健康になりそうな物質がどばどば出ているんじゃないかそんな感じすらします。(非科学的表現ですね、すみません。)
どんどん歩いて行くと、通称と言うか仮称『遺跡の森』と私たちが読んでいるあたりに到着。
足元には巨大な竪穴式住居跡ではないかと思われるくぼみが数箇所。
そして、昭和の初めごろまで東屋として使っていたと言い伝えられている柱が並んだ場所。
今では周りの樹が大きく茂っているので、よく見えませんが確かに網走湖畔にも近く木々の間から湖が覗けます。
この辺で向きを変えてっと。
調子に乗ってずんずん歩いているうちに天候悪化。\(◎o◎)/!
次第に薄暗くなり、今どのあたりを歩いているのかも定かではなく・・・
だ、だれか助けて~ッと叫びそうになったそのとき!
エンジン付き刈払い機の轟音とともに外ごと隊の『山ノ神』Kさん登場。
け、Kさん、すいません、ここどこですか・・・
「やっぱり迷ったんですね。とりあえず、稜線沿いに博物館に戻ってください。これ以上ダメだと思ったら右に曲がる道に入って、下がっていけば全部博物館に戻れるようにルートとってますから・・・」
いつもいつもご迷惑おかけしてスイマセン・・
それじゃあ、帰ります・・
しかし、私の彷徨は、更にこの後、小一時間続きました。
結果的には敷地内三つの頂を制覇して帰路についたと言うか何とか博物館に・・・ ふぅ・・
そんな私の目に飛び込んできたのが、この景色。
木々の隙間から差し込んだわずかな太陽の光がクルマバソウを輝かせてくれました。思わずパチリ!