2008年9月29日月曜日

新ルート開拓・・

博物館の駐車場の真ん中あたりにある非常口の前に来ています。
実は、ここからも森に入れます。
今日は、森の新ルート開拓にやってきました。10月のワークショップの下見です。
(今回は写真が多いのでサイズを小さくしています。)

ゲートから中に入ると、いきなりこんな感じです。暗っ・・・
ほんとに自然豊かなところで仕事してるんだと実感します。

森を稜線沿いに進むにはこのコースがおすすめ。
一番登りやすいルートなのですが、Kさんの後ろをついていく私はハァハァいってました。
(高いところで海抜60mぐらいでしょうか)
樹齢百年を越えるような巨木が次々と現れます。癒されますよぉ。
稜線沿いにしばらく進むと・・・


ヤマモミジでしょうか。まだ色はついていません。
周りは殆どモミジやカエデばかりな場所です。
紅葉は少し離れたところから『景色』として見ることが多いですが、内側から見るとどうなんでしょうか。
色付いてから来て見たいですね。

ぽっかりと穴が開いているところに到着。
どうも、竪穴住居の跡のよう。
何個かありました。ただ、大きな樹は生えていないのでそんなに古いものではないのかなと。

さらに進むと・・・・柱の跡を見つけました。
屋根、壁の痕跡は見つけられなかったのですが。
以前このあたりに住んでいた人がいるのでしょうか。


ここまでは、けもの道(多分、エゾシカでしょうね)沿いに来れたのですが。
一転膝より深い笹藪に突入。


頑張って、藪をこぎぬけると、網走湖畔の孵化場施設のそばに出ました。
なんだ、意外と近かったのねって感じです。


Kさーん、また山登って帰るんですかぁ?
「いや、孵化場の裏から博物館まで旧道見つけてますからここから行きますよ」
えっ!?こんな楽なルートあったんだ・・・(-_-;)

                         かなり『道』でした・・・・

2008年9月28日日曜日

新聞に掲載されました。

9月27日付、北海道新聞の地元面(網走・美幌面)で『ニポポの森づくり』を紹介してもらえました。
取材、掲載ありがとうございました。

2008年9月27日土曜日

森林ウォークに参加してきました。

森づくり企画がいよいよ本格的にスタート。
担当者の経験and知識不足が何かと周囲に迷惑をかける恐れがありそうです。
ここはがんばらなきゃと9/20『森林ウォークin網走こまば木のひろば」に参加してみました。

「こまば木のひろば」は、その名の通り、網走市駒場地区にある保安林を利用して作った公園なのです。

海岸沿いの高台にある『細長い森』、森から一歩出ると郊外型大型店が立ち並んでいる、そんな場所です。


公園内には滝まであります。名前はついていないそう・・・

当日は天気にも恵まれ、50人ほどの参加者が集まりました。 主催はオホーツク圏観光連盟さん。

ということで、LET'S森林ウォーク! (少し恥ずかしい・・・)

10人ずつ、五つの班に分かれて森林インストラクターさんの指導を受けながら森を散策。
ベテランのインストラクターさんの解説は面白いし、なるほどと思うことも多数あり。

途中で、網走監獄の歴史の話まで出てきて、正体がばれたかと少しドキドキ・・

施設管理者の目で見ると、こうした木道や階段の作り方が気になり、つい採寸したり写真撮ったり・・・
(インストラクターさん、ごめんなさい。さぞや私は怪しい参加者だったのでしょう・・・)

しばらく進むと森の中に、ぽっかりと空間が広がります。

ここが折り返し点。で、お弁当を食べました。

地元の吹奏楽団のメンバーによるミニコンサートもありました。
最近の森林活用系イベントでは『森の音楽会』の併催が多いらしい・・・

網走支庁管内は森林面積78万6千haと北海道の森の14%を有します。もちろん、全道一ですね。
「ニポポの森」も、いい森に育ってくれればなあ。

このイベントの詳細については、主催者のHPでどうぞ。http://www.okhotsk.org/news/sinnrinnwalkkomaba2.html

2008年9月26日金曜日

プレスリリース

「ニポポの森プロジェクト」について、プレスリリースを行いました。
内容については、http://www.kangoku.jp/press.html こちらから。

地元紙で紹介してもらいました。

『ニポポの森づくり』のことを、早速地元のフリーペーパーが取材・紹介してくれました。
ありがとうございます。

掲載記事は、http://denshobato.com/cgi-bin/news/2008/0809/080925/08092509.html
からご覧ください。

2008年9月25日木曜日

ニポポの森ブログ始動!

博物館網走監獄の新・監獄日誌でお知らせした、新プロジェクト(仮称)「ニポポの森」のブログを開設します。

ニポポの森とは

博物館網走監獄に隣接する敷地5万平方メートルを使った自然体験フィールドづくり、それが『博物館網走監獄 自然ふれあいプログラム(仮称)ニポポの森』です。網走湖畔まですぐ歩いていける場所、敷地内には小さなせせらぎがあり、条件がそろうと秋には鮭の遡上を観察することもできます。エゾシカやキタキツネ、エゾユキウサギに逢えるかも。
「ニポポ」は、アイヌ語で「小さな木の子供」を意味します。
この森の守り神になってもらえるかもと、名前を使わせてもらうことにしました。

主役は、参加者である皆さんです!
地元・東京農業大学オホーツクキャンパスとの連携でこのプロジェクトは進みますが・・・あくまで「森づくり」に参加する人たちが主役。
博物館や大学はノウハウや場所を提供しますが、参加者自らが体験し、考え、行動する『参加協働型プログラム』なのです。地域の自然とふれあうことで、網走の地域を知り、歴史や文化を学び、環境を考えることが目的です。

「ニポポの森」に興味ある方、参加したい方

当館・管理係まで連絡をいただければ詳細をお知らせします。とりあえずHP内のお問合せからお願いします。