この日は、『地形を読む』と題した木村先生の座学でスタート。
ニポ森の中にある農耕地跡の自然復原を考えて、ここに水の流れを作ることを想定。
地形図から高低を読み取り、どこになら『流れ』を作ることができるのか勉強しました。
そのあとは、早速現地で『せせらぎ・ビオトープ』のプラン作りに挑戦。
実際に現地を自分で歩き、図面から読み取った地形を確かめながらプラン作りをしてみました。
測量をしながらプランを図面に落としていきます。
参加者からはいろいろな意見が出てきましたよ。
プランを発表できるように一枚の紙にまとめ上げ・・
『ニポポの庭』(仮称)に集合して発表。
読みにくいかもしれませんが『ヤマサンショウウオの池』『白カンバ池』『トンボ池』などの名前が付いています。
多くの水溜りをつなぐことで、それぞれ多様な生き物の生息空間を再生するプランです。
もう一つの案は、景観イメージ先行型プランになりました。
シラカバの樹の群落を島に見立てて大きな水面に島が点在する空間を創出します。このあと、実際に草を刈ってみると、地形的な課題も見つかりましたが、シラカバの写る水面の創出と言う点は活かせる案のようです。
草刈や、くい打ちで現地に形を描き、その場で空間イメージを確認できるプランニング、ほかではちょっと体験できない『ニポポの森づくり』ならではの贅沢なプログラムになりました。
現地でビオトープの形状を全員で確認しているところです。
草刈をした部分を上から見下ろすと、いろいろな課題も発見できました。
『ニポポの庭』(仮称)でプランの最終確認をしました。
実際に水を流すためには、これからクリアしていかなくてはいけない課題が山積みですが、是非実現してみたいですね。
実際に水を流すためには、これからクリアしていかなくてはいけない課題が山積みですが、是非実現してみたいですね。
次回、『ニポポの森づくり第6回ワークショップ』は、9月26日(土曜日)、9月27日(日曜日)開催予定。
内容は『初秋のフィールドマップづくり・ニポポの森のアニマルウォッチング・バリアフリーを体験してみよう』で調整中です。
参加お待ちしています。
また、WSの開催準備や、ニポポの森の維持活動(散策路整備など)をお手伝いしてくれるボランティアスタッフを募集中です。
興味のある方は、博物館網走監獄 施設管理部門(℡0152-45-2411)か、Eメール kanri@kangoku.jp
まで連絡をいただければと思います。